いがらしさんは、一体、何を考えておられるのか?
また裁判です…





また訴えられてしまいました・・・・・ ◆ 水木杏子 2002-03-21 (Thu) 17:34:21


桜が咲き始めたうららかな日、また、いがらしさんからの訴状が届きました。

<著作物展示差止権等不存在確認請求事件>。

<市立小樽美術館>においてのキャンディの展示の許可願いを今年の一月に伊東弁護士から伺っていましたが、次の理由でお断りしました。

@ 事件は未だに解決していない。(業者裁判の判決は5月21日)
A いがらし氏自身は原作者否定の態度をくずしていない。
(業者裁判においても<原作者には著作権はない>と主張している。)
B 今までの経験によると<事柄によって許可か不許可か>という選択姿勢は曖昧になり、結果、相手の不正につながってきたこと。

B 最高裁判決後のいがらし氏の声明文により、いがらし氏が前向きに事件を解決する意志がない、と判断するに至ったこと。

以上のことが解決されていない現在、キャンディに関してはすべて<凍結>しなくてはならなくなったのです。

その他の理由

@ 小樽美術館での展示は<7月から9月まで>、<ぼくらのヒーローandヒロイン展>。
<親と子供たちに夢とあこがれを見せる>という趣旨であるのに、今現在、事件は根本的にはなにも解決されておらず、<夢とあこがれ>には程遠く、子供たちが、もし事件を知った場合、かえって<取り繕った虚偽の現実>を見せることになると思われること。

A 主催が<北海道新聞>でもあること。
(未だに北海道新聞社は問い合わせになんの回答も寄せていない)


・・・・・・・・
いがらしサイドの本橋光一郎、小川昌宏、下田俊夫弁護士によると、

<被告(水木)の展示拒否は、権利濫用というよりも何ら権利の有しない者による不当な拒否にほかならず、ひいては 原告(いがらし氏)の漫画家としての活動を不当に妨害するものである>

と記されてあります。


水木としては<小樽美術館>は<訴訟>を起こしてまでキャンディの展示にこだわるのか、ということでした。
訴状に<展覧会の期日が迫っているので判決を急いでいること>また、<小樽美術館員のメモ>まで裁判の証拠とし提出されていたので、美術館に問い合わせた所、たいへん驚愕されていました。
訴えをおこしてまでの展示は考えていない、とのことで安心しました。

いがらしさんと本橋弁護士たちには、何故、水木が許諾できないのか、どうしても理解していただけないようです。
ご本人が判決の確定に不服を唱え、自らは何もなさることなく<裁判>という争いを起こすことしかしない・・・・・
力でねじふせようとすることが、どんなに空虚なことか、また作品をいっそう息苦しくさせることなのか、今一度お考えください。


裁判期日 4月23日 午後1時30分
622号法廷





管理人が説明しなくとも、いがらしさん側の要求・主張が常識の範囲内では考えにくいことが、
どなたにでも読み取れるお話だと思われます。
何ら権利の有しない者に展示の許可願いを求めたのですか…摩訶不思議なお話です。

この裁判さえなければ、5月30日の「業者裁判」の判決でキャンディ関連の裁判は終わっていたように思われます・・・。この事件に関連した裁判は、いずれも水木杏子さんの全面勝訴に終わっており、これ以上の法廷闘争は無意味に感じられます。






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